規制の緩和とともに場所やメンバーを変えつつ、7月はTAKUROと故郷・函館のスタジオ、8月はHISASHI&DJ Massと湘南のヨットハーバーと回を重ねるごとにアレンジや演出にもこだわり、ライブとしての完成度を高めていった『LIVE at HOME』。
Vol.4ではGLAYのベース・JIRO、サポートメンバーのドラム・TOSHI、ピアニスト・村山☆潤(FLOWER FLOWER)、さらにストリングスのカルテット(1stヴァイオリン・島田光理、2ndヴァイオリン・青柳萌、ヴィオラ・金子由衣、チェロ・大浦萌)というLIVE at HOME過去最多のゲストミュージシャンとともに、一夜限りの豪華な配信ライブを行なった。
「Ruby's Blanket」「the other end of the globe」「リズム」と壮大な楽曲がストリングス&ピアノの旋律と共鳴しあい、美しい時間を紡ぎあげていく。通常のGLAYの楽曲はTAKUROとHISASHIのツインギターが推進力となっているのだが、そのギターのリフを大胆にストリングス・アレンジした「Lock on you」「DOPE」。この狙いが見事に奏功、楽曲の持つダイナミックさはそのままに、ストリングスの音色でフォーキーな手触りが加わり、クラシックロックのような熟成された深みを増した大人の音楽として生まれ変わった。この2曲をやりきった直後、TERUは笑顔でシャウト!